アフターピルの副作用にはこんな危険もある!?

2017年6月14日

女性が妊娠を望んでいない、どうしても必要になった時に鍵となるのがアフターピル。緊急避妊薬と呼ばれるほどなので、常用には向いていないことが分かります。それは、アフターピルを服用することで、ホルモン環境を生理前もしくは妊娠中に近い状態だと認識させます。つまり、通常は整っている状態のホルモンバランスを故意に乱して排卵しないように、もしくは子宮内膜を無理やり剥がすよう促す働きをしているのがアフターピルなのです。

このことから、身体には負担がかかることも分かると思います。その副作用として胸の張りや頭痛、倦怠感、いらつき、下腹部の痛み、不正出血などの生理痛とほぼ同じようなものから目眩や吐き気、嘔吐などの酷い症状まであります。

服用後の嘔吐、そのとき注意すること

体調が悪いイメージ
アフターピル服用後の副作用で、吐き気や嘔吐があることをお伝えしました。そして、それが服用後2時間以上経過した後では問題はありません。長くても24時間程度ではアフターピルの成分は体内から抜けるため、症状も落ち着くはずです。悪化するといったことは無いので、症状が落ち着いてこない、などがあれば病院を受診しましょう。

また、服用後2時間以内に嘔吐をしてしまった場合はアフターピルが身体に吸収される前に吐き出してしまったことになるので、再度服用しなければいけません。それで吐き気が落ち着き2時間以上経過すると、それで大丈夫です。しかし、1回目の副作用で2回目のピルも吐き出してしまった場合、その時は至急、病院へ行って医師の指示に従ってください。また、その症例は最も多く起こる上に危険だとされているのです。

吐き気の対策も必要

それほど、嘔吐をしたりすることは再度服用する必要が出てきてしまうので、なるべく避けたいです。そうならない為にも病院で処方される場合は、吐き気止めも一緒に処方される時もあるのです。自身で出来ることと言えば、食事の後にアフターピルを服用したり市販の乗り物酔いの酔い止めの薬を、吐き気止めとして服用することも可能です。

このようにさまざまな副作用もあり、対策もとられるほどですから確実に避妊をしたいからといって錠剤を多めに飲むなどの勝手な自己判断はやめましょう。もし、それを守らなければ、身体には深刻な影響が出てくる恐れがあります。

消退出血は必ず起きるものでも無い!?

妊娠検査薬
副作用として、不正出血があると聞いたことがあると思います。それには消退出血も含まれていて、避妊が成功した証でもあります。アフターピル服用後、早ければ3日後に出血が起こることもあります。子宮内膜が剥がされたことで起こるものです。一般的にその症状が起こるのは、3日~3週間の間だと言われています。逆を言えば、3日以内と早すぎる場合には消退出血以外の原因も考えられるのです。それは、婦人科系の病気や以前の性行為によって子宮外妊娠をしている可能性などがあげられます。病院での診断を受けるようにしましょう。

ただし、生理が終わったばかりだと消退出血が起こらない場合もあるのです。また、避妊した時期によっても、なかなか起こらない時もあります。そのため、アフターピルを服用して3週間が経過しても、出血が全くないような場合も妊娠検査薬か病院で妊娠の検査をするようにしましょう。

アフターピル服用後、生理周期を乱すことが一番の問題

始めにも言ったように故意にホルモンバランスを乱すことで、妊娠をしないように働くアフターピル。それは一時的でも大きくホルモンバランスを変化させるので、服用後の生理周期にも影響は出てしまいます。そのため、本来の周期を取り戻すまでに時間はかかってしまうのです。それは、アフターピルを服用する時期が大きく関係してきます。

排卵前・排卵期

生理周期を記したカレンダー
この場合の服用は、予定日より早まって生理が始まるという傾向なのです。これはアフターピルが強制的に起こした消退出血なので生理とは異なり、自然なものはほとんど予定通りに始まることが多いのです。そのため、排卵期前後にアフターピルを服用すると、1ヵ月に2回の生理が来るような感じになるでしょう。

排卵後

排卵後の服用は、通常通りに生理は始まることが多いといいます。その場合、自然なものが消退出血と一緒に来ていることになるのです。こうしたことから、アフターピルを服用した場合、予定日を過ぎてから生理が始まることは無いことが言えます。もし、その予定日が過ぎてから出血があった場合は着床出血の可能性がいえるので、病院で妊娠の検査を受診しましょう。

着床出血

妊娠超初期にあらわれる症状。受精卵が子宮内膜に着床することで、起こる出血。50人に1人位の確立で起きると言われているので、この症状が無くても妊娠している方はいる。

このようにアフターピル服用後は、排卵が不安定になるとともに生理も不順になるのです。しかし、個人差はあるものの約9割の方が3ヵ月以内に従来の生理周期に戻ると言われています。

消退出血を着床出血と不安に思う方も多い

不安に思う女性
これまで、アフターピルを服用すると生理が早まるなどといわれていましたが、それは消退出血のことをいっていました。さらには消退出血を着床出血ではないか、と不安に思う方も多いのです。その場合、服用後1週間を経過したら妊娠検査をしてみましょう。その検査で陽性反応が確認できなければ、避妊が成功したといえます。市販の妊娠検査薬では心配だと感じる方は産婦人科での診察をオススメします。

副作用をきちんと知った上でアフターピルの服用をすることが大事

性行為後にどうしてもアフターピルを服用しないといけない状況で服用した結果、副作用を知らないままだと、さらに自分自身の不安を加速させることになるでしょう。排卵前や排卵期、排卵後の違いで不正出血が先に起こる時と生理と一緒に不正出血が起こる時があるなど知っておかなければいけません。そのほか、副作用をしっかりと知った上で服用するようにしましょう。

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