避妊する為にホルモンバランスを乱すアイピル

2017年4月26日

アイピルの働きについて考える女性
性行為中にコンドームが破れてしまった、そもそも付けるのを忘れてしまっていたなんてことがあった時に避妊効果を発揮してくれるのがアイピルです。そんなアイピルが避妊効果を持っているのは、実は私達女性の体内のホルモンバランスを乱すことが大きく関係しています。それは一見、身体にとって悪いことのように感じますがどういうことなのでしょうか。アイピルが持つ避妊効果から、探っていきましょう。

アイピルには女性ホルモンが多く含まれている

アフターピルと呼ばれているアイピルには、黄体ホルモンとも呼ばれるレボノルゲストレルが有効成分として含まれています。
私達の体内では通常、この黄体ホルモンと卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲンの2つがバランスよく分泌されていることで生理周期などが保たれています。そして、このレボノルゲストレルの分泌が終わるとともに生理が始まる仕組みになっています。

レボノルゲストレルの働き

女性ホルモンの働き
このホルモンの分泌が始まるのは排卵終了後からで、子宮内膜を厚くしながらも徐々に分泌量は減っていき、受精卵の着床が無いことを認識すると分泌が停止して生理を引き起こすメカニズムなのです。
そう考えると、アイピルは避妊とは逆の働きをしてしまいそうですが、アイピルを飲むことでレボノルゲストレルが多量に吸収されることで、既に排卵がされているものと勘違いをします。

そして、アイピルにはエストロゲンも含まれているので、両方のホルモンが多くなっている事で妊娠していると錯覚を起こすのです。しかし、実際には妊娠をしていないため、一気に分泌量が減り停止することで生理周期を早めて、故意に生理を引き起こすことが出来るという仕組みです。

ホルモンバランスを乱す働きをするアイピル

この働きから分かるように、普段の女性ホルモン量とは異なる多量の女性ホルモンがアイピルを飲むことで体内に吸収されます。本来は、ホルモンバランスを保てている状態なので体調も良く過ごすことが出来ます。

しかし、こうしたアイピルの働きから普段とは違うホルモンバランス、つまりバランスが乱れた状態になります。結果、ホルモンバランスが乱れると体調にまで変化を及ぼし、副作用として症状があらわれます。そのなかでも良く言われるのが、頭痛や腹痛、不正出血などです。また、無事に避妊成功した後には生理周期が元に戻るまで時間がかかる場合もあります。

正しい生理周期に戻るまでに3ヵ月程かかる場合もある

生理周期が乱れたら時間がかかる周期の正常化
アイピルは私達の体内のホルモンバランスを乱すことで、避妊効果を発揮していると分かっています。そして、避妊成功したかどうかが分かる生理はアフターピル服用の5日後に来る場合もあれば、消退出血があって正しい周期で引き起こされる人もいます。アフターピルを服用してから避妊成功が分かるまで、4日以降~3週間程度だとされています。

そして1度ずれてしまった生理周期が、翌月すぐ戻ることはなかなかありません。もちろん個人差はありますが、アフターピルを服用し避妊成功した場合は生理周期が乱れます。それから徐々に生理周期は元の正しい周期に戻ろうとするので、ホルモンバランスが整うのと同じように生理周期も元に戻っていきます。その期間が3ヵ月程で、長い人は半年近くかけてようやく周期が戻る人もいるといいます。

身体にこうした負担をかけることを分かった上での判断が必要

アフターピルは飲むだけで避妊が出来る便利な薬だと、思う人もいるかもしれません。間違いではありませんが、避妊効果を発揮するための仕組みについてしっかり理解して、身体の負担を知らなければいけません。

アフターピルを飲んだ後にも副作用として、症状はあらわれやすい上に生理周期がずれると1度のアフターピルの服用でその後、生理周期が戻るまでの期間は身体に影響残っているということです。これらのことを知った上で、どうしても避妊がしたいと思った場合のみアフターピルを服用することをオススメします。

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